どうも、マゾです。
ここ最近、謎のゲームを毎日しています。それがこのゲーム。
まほろば妖女奇譚(通称まほたん)は2020年8月12日よりDMMにて配信されている和風放置ゲーム。見ての通り美少女ゲームですが、FANZAではR-18版もあります。
和風の放置ゲームというと個人的にはあのゲームが思い浮かぶものですが、これはこれでとんでもねぇ要素が山ほどあったので幾つか紹介していければと思います。
①極端なキャラバランス
まず、このゲームはSSR以下に人権が存在しません。
勿論、特定の役割においてはURがいない間は使えなくもないんですが大体URの方が圧倒的に強く、ストーリーやソロコンテンツのバランス調整もURを前提とした調整で成り立っています。
…そして、UR間の格差もまた凄まじい。
それを象徴しているのがこの八尺瓊勾玉と天羽々斬。攻略wikiでも育成最優先(多分今はもっと強いキャラがいると思います)とまで言われています。
八尺瓊勾玉は最初期から存在する妖女ですがその殲滅力は他の追随を許しません。
スキルを見てみると、与えるダメージが100%上昇というあまりにも力強いワードが書かれていることかと思われます。なのでスキルを撃つと有象無象は瞬く間に消し飛びます。
大体こういったダメージディーラーの類は時間が経つにつれて使われなくなるもの…のはずですが、何故か今でも一線級となっています。
(ちなみに他にも突出したダメージを出してるキャラが2名いますが、この人たちも中々ロックな部類です。)
天羽々斬はもっと分かりやすいです。まずはスキルを見てみましょう。
…そうですね、スキル2に何かおかしな事が書かれてると思います。そう、HPが5%減少する度に攻撃力が100%アップします。
これがどれほど異常なことかと言いますと、50%HPを減らしたら攻撃力が11倍、5%まで減らせば攻撃力は20倍というインフレの局地のような意味不明な数字が出ます。
このバフは被ダメージに左右されるのでどこでも活躍するオールラウンダーというわけではありませんが、ダメージを出すキャラクターとしてはあまりにも抜けた性能であるため、所持の有無がゲームの進行度に大きく影響します。
ちなみにこの天羽々斬はドMという設定なのでダメージを受ける度に嬌声を上げます。
めちゃくちゃうるさいです。
②放置されすぎたレイドバトル
他に印象に残っている要素としては、プレイヤーと協力して強敵と戦うレイドバトル。3人で集まって討伐を行い、報酬を獲得するのですが…環境が恐ろしく荒れています。
まず、このレイドバトル自体は部屋を建てるホストと参加するゲスト2人で参加するのですが、自動出発がないのでゲスト、ホスト双方の確認が必要です。ですが、ゲストの準備が完了してようがホストが出発をしなければ一生始まりません。
そしてあろうことか、レイドの部屋はその画面から離れるどころかゲームからログアウトしても建て続ける事が可能です。
…つまり、一生始まらないホスト部屋が乱立する訳ですね。それが今のレイドバトルです。なので、ゲストとして参加するにはホストが死んでいないかどうかを見極めなければなりません。
積み重なる死体の数々
しかもタチの悪いことに、このホストが生きているかを確実に判断する方法はありません。なんならwikiによると放置部屋埋め立てボランティアなるものが存在しているそうです。
なら募集をかければ…!と言うことになりますが…人がいなさすぎて全然始まりません。チャット機能やギルドを駆使しない場合は1日かけてやっと3回分の報酬を得られるわけですね。
フレンド機能は機能してるんでしょうか。
しかもこのレイドバトルの報酬、タチの悪いことに挑戦段階なら8時間ぐらい放置してやっと手に入るようなプレイヤー経験値が報酬にあるせいで参加できないと育成効率が格段に落ちます。
このプレイヤーレベルは機能のアンロック等で使用することになる重要な要素で、確認できてる範囲だけでも100レベルまではずっと向き合い続ける必要があります。
なので出来るだけレイドバトルは進めたいのですが、流石に擁護出来ないクソ仕様のせいで始めることすら困難になっています。
③豪華すぎる称号システム
このシステムこそがこのゲームを進めていて1番ビビったやつです。基本的にプレイヤーに有利なシステムなのですが、ほとんど説明がないくせに知らないと100%損します。
これ
まず、このゲームにおける称号は決められた実績を達成することで取得できます。この時点では報酬こそ出ませんが…なんと称号を付けた状態で特定の操作を行うと報酬が貰えます。要は称号を付けることでミッションの参加権を得られるわけですね。
一例を挙げると、この「更衣室の紳士」という称号は「称号を設定した状態でギルドボスに25回挑戦する」ことで無償石500個、他に覚醒素材を入手出来ます。一度きりですが、確かにお得ですね。
最初のうちは入手が大変だと思う
もう一つ例を挙げると、「更衣室の紳士」は他にも「金の壺を8個開ける」ことで無償石を50個取得する事ができます。
…無限に。
そう、この称号システムは一部報酬が繰り返し達成可能です。そのため、金の壺を開ける際は対応してない称号を付けていると100%損するシステムとなっています。称号を付けずに金の箱を800個開けたら5000石損します。
これだけ見ると損するとはいえ、50石ならまあ…と思うかもしれません。なので、「飛鳥山六刀将」の報酬を見てみます。
!?
なんと装備作成を50回行うと10連ガチャが90%オフになります。
あまりにも無法です。
勿論常設ガチャでしか適応されませんが…常設ガチャからもURが出るのは勿論、このゲームは限界突破に使用するアイテムを集める手段がガチャ以外存在しません。なので、ガチャ回数がパーティの強さに直結します。
プリコネやガデテルの仕様に近いです。
しかもこの装備作成ですが…普通にプレイをしても3日に1回くらいは狙えるので、かなり現実的です。称号を付けずに装備作成10連をすると自動的に毎回540石分損します。意味不明すぎます。
他にも、10連ガチャ90%オフの称号はあります。「コロッセオの戦巧者」はコロッセオ(PvP)でサーバー内3位達成で取得というかなり厳しい条件ですが、金の壺10個開ける度に10連ガチャが90%オフになります。(1日1回は狙える程度)
他にも「等々力六刀将」はガチャ50回回す度に10連ガチャが90%オフになります。こちらは一見すると達成がめんどくさそうに感じますが、称号の切り替え自体はデメリットがないので持っている称号の数だけ得な行動が増えます。
そしてこの称号報酬ですが…なんと達成条件、報酬はゲーム内では完全にノーヒントです。なので気づかなければずっとガチャが90%オフになることはありません。
…いくらなんでもやりすぎじゃない!?
④有志wikiに全く信用されていない運営
これは有志wikiを編集されている方の意向によるものだとは思いますが、それにしても運営が恐ろしく信用されていません。よくある質問の1文目からこれです。
なんならキャラ紹介のページですら物申されています。
…まあ…自分もこんな記事を書くくらいにはとんでもないゲームだとは思ってるんですけどね…
ともかく、自分のまだ知らない運営の闇があるのは間違いないでしょう。
以上となります。とにかくロックなゲームだということが伝わったでしょうか。
正直なところ、自分はこういうなんだかんだでプレイヤーが有利な仕様が雑にブッ込まれてるゲームは大好きなのでそれなりに楽しめています。あとそこそこ可愛いキャラが多い。
必殺技はひき逃げ。どう見てもバカゲー。
このゲーム自体は決して完成度の高いゲームと言えないかもしれませんが、ヤバい尖り方をしたバランスのソシャゲを体感したい人には向いているかもしれません。と思いました。
…レイドはクソだけどな!
それでは。
…なんか和風放置ゲーも全体的な評価が似たような感じだったな…